第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。
ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。
それゆえ主はこう言われる、 「見よ、わたしはあなたの訴えをただし、 あなたのためにあだを返す。 わたしはバビロンの海をかわかし、 その泉をかわかす。
また淵については、『かわけ、わたしは あなたのもろもろの川を干す』と言い、
わたしはひとりを起して北からこさせ、 わが名を呼ぶ者を東からこさせる。 彼はもろもろのつかさを踏みつけて しっくいのようにし、 陶器師が粘土を踏むようにする。
わたしは山と丘とを荒し、 すべての草を枯らし、 もろもろの川を島とし、 もろもろの池をからす。
主はエジプトの海の舌をからし、 川の上に手を振って熱い風を吹かせ、 その川を打って七つの川となし、 くつをぬらさないで渡らせられる。
御使はまた、わたしに言った、「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である。
また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。彼は地と海とをそこなう権威を授かっている四人の御使にむかって、大声で叫んで言った、
わたしは東から猛禽を招き、 遠い国からわが計りごとを行う人を招く。 わたしはこの事を語ったゆえ、必ずこさせる。 わたしはこの事をはかったゆえ、必ず行う。
第二のわざわいは、過ぎ去った。見よ、第三のわざわいがすぐに来る。
それゆえ見よ、主は勢いたけく、みなぎりわたる大川の水を彼らにむかってせき入れられる。これはアッスリヤの王と、そのもろもろの威勢とであって、そのすべての支流にはびこり、すべての岸を越え、